eラーニングの新たな幕開け?

コロナウィルスの猛威が留まることもなく、さらに感染が拡大するなか、教育業界は学校閉鎖、イベント延期などさまざまな壁にぶちあたっています。
そんな中対面での授業などは敬遠されるなかeラーニングやライブ配信の可能性が改めて認識されています。
そこで”全てのひとに学びを”をコンセプトにしたelearning4allサイトでは今注目しているサービスをご紹介します。

これまでのeラーニング

これまでeラーニングというと、国内では社内研修がメインで、資本力も多く、従業員数が多い大企業というイメージが強いのではないでしょうか。
米国などは大学が主体となって始まったCourseraやMoocが有名ですが、こちらはどちらかというとアカデミックな内容がメインとなっており、単位獲得や生涯学習を目的としているものが多いように見受けられます。
それ以外ではUdemyやSkillshareなど、さまざまな講座を学べるプラットフォームが増えてきました。Udemyはもっとも会員数が多く、世界で4,000万人を有すると言われているサイトです。こちらは国内でも展開されているので、ご存知の方も多いかと思います。 これまでは大資本やスタートアップが構築したプラットフォームを介して講座を紹介し
プラットフォーム利用費(いわゆるショバ代)を支払う形でしか利用できませんでした。
もしくはシステム開発を含む結構な予算をかけてeラーニング環境を整える必要がありました。
しかし、昨今米国では大きな変化が起きており、Udemy型ではなく、オンラインスクールを独自に開設できるようなプラットフォームが出てきました。
その中でe4allでも利用しているLearnWorlds社を今回はご紹介します。

LearnWorlds(LW)でできる5つのこと

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1:コース/講座制作ツール
2:マーケティングツール
3:Webサイト制作ツール
4:サポート体制
5:番外編

1 コース/講座制作ツール機能・機能


・トランスクリプション 動画の字幕挿入可能。字幕データはアップロードできます。英語の場合には自動でトランスクリプト生成可能な模様
インタラクティブビデオ
ビデオ画面にインタラクティブな要素を追加できるんです!これが驚きの機能で、通常ですと動画編集の際にタイトルやポインター、強調したい部分などを挿入する必要がありますが、LWではサイト上で動画にインタラクションを追加できるんです。これは本当に便利でユーザのエンゲージメントを高め、リテンションを高めてくれます!*この機能はLearning Centerプランから
サーバー 通常のeラーニングですと動画のホスティングは自社かクラウドに保存する必要があり、別途費用が発生しますよね。LWは全て込みなんです。どんだけの数、長さの動画をアップしても金額は変わらないんです。
カスタマイズ可能なビデオプレーヤースキン
選べる学習スタイル
ドリップフィード(順序通りでの学習)か自由に講座を選べるかなど選択可能

読書サポートツール(ノート書き足し、ハイライトなど)

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・さまざまなテスト形式
クイズやテストなどさまざまな形式で設定可能、および修了証発行機能
・FAQ
マネジメントを補助できる質問バンク。これまで質問された項目などを検索できる機能
・デジタル修了証
あなたのオリジナルの修了証をデザインできます。あなたの講座受講証明があると便利です。

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それ以外にもさまざまな学習サポートルールがあるんです。↑

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・コミュニティ形成 ソーシャルなつながりが大事な今、サイト上でコミュニティの形成は欠かせませんよね。コース毎でユーザー同士や、講師とつながれます。またここでアサイメントを評価しあったり、投票機能を活用してアイデア募集も。
・ネットワーキングやプロフィール共有 さらに、自分のプロフィールページもあるのでネットワーキングにも最適です。コミュニティ形成を意図したeラーニングの講座なども面白いかもしれません。

2 マーケティング・プロモーションツール

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・クーポン発行やプロモーション機能
カスタマイズできるチェックアウトページや、クーポンやオファーなどを提示できます

・さまざまな販売方法
サブスクリプション型やバルクセール、プライベートコースなどを販売対象の設計可能

・アフィリエイト機能
自分以外のヒトにサービスを紹介してもらうことでセールスに貢献

・カスタムドメイン
すでに所有されているドメイン、新たに取得するドメインで設定できるので、サイトの信憑性をあげられます

・ホワイトレーベル
LearnWorldsのロゴを一切排し、あなたオリジナルのスクールとしてブランド展開できます

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あなたのお気に入りのアプリケー^ション↑とも簡単に連携可能なんです。便利ですよね。上記以外はサイトで確認ください。

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売上向上に貢献する機能として
・LP(ランディングページ)で新規ユーザーを誘引
・iOSとAndroidアプリも対応可能 *Learning Centerプランのみ。追加費用発生
・SEO対応
・複数講師
・コンバージョンピクセルサポート
・5つの決済機能 (Stripe/Paypal/2Checkout/Shopify/Pagseguro)
・複数の貨幣対応。もちろん¥もサポート
・コース数の制限なし 

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<分析機能>
スクール管理画面
受講生の活動状況や、登録者状況、売上なども一括で確認ができます。

進捗把握ツール 受講生のエンゲージメントやコース修了状況が把握でき、コースの改善ポイントの抽出や受講生へのサポートなどに活かせます イベントログ ログイン情報や購入状況、だれがどのコースを見ているかなど把握できます。重要なポイントを把握して受講者により最適なサポートが可能に
データ書き出し 受講者のリストを書き出し、より深い考察に活用したり、誰がどこを訪れて、何を購入しているかなどのデータを把握できます。

3 Webサイト構築ツール

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・コンバージョンをあげるウェブサイト コンバージョンアップにつながる素晴らしいデザインが可能で、使いやすいUIで簡単にランディングページの開設を実現してくれます。
・ブランドアイデンティティ フォントやブランドカラーなどの設定ができるので、自社のブランドアイデンティティを維持できるようです。

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↑ 豊富なテンプレート!

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・レスポンシブデザインでPC/タブレット/スマホでも
・複数言語のUI *日本語はデフォルトでは提供されていませんが、こちらで有料にてパッケージを提供できますので、お問い合わせください。
・フレキシブルにカスタマイズ可能
・リアルタイム編集
・早いローディング
・SEOフレンドリーページ

4 充実したサポート体制!

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自分が実際にLearnWorldsを使って感じたことが、充実したサポート体制です。現状は英語しかサポートしていませんが、ここに書かれていることを本当に感じさせてくれる体制を構築してくれています。 ・コンシェルジュサポート
コースのインポートやサイトのセットアップ、ブランディングでのサポート、デザインのカスタマイズやトレイニングなども提供してくれるんです。自分の場合もアプリでの表記がおかしかった際に、すぐに開発チームが修正してくれました。こういう小さな事かもしれないですが、重要な要素ですよね!
・24時間体制 オンラインコースを制作して運営するのは大変ですよね。そこでLWでえは24時間無休でサポートする体制をこうちくしてくれています。あなたのスクールの信頼をサポートするために頑張ってくれてます。

・移行サポート たとえば、非常に多くのコースや講座をすでにお持ちで、アップロードする時間がない方なでへのサポートもやってくれるようです!至れり尽せりですね。

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・LearnWorldアカデミー まず最初にLWのことを学ぶのに最適な場所です。あなたの知識や教育のマネタイズ方法や、コースの制作、リード獲得の仕方などさまざまな情報がこちらで共有されています。
・ナレッジベース LWスクールでどのように効果を最大化できるのか?など400以上の記事が掲載されています。なにか問題があってもこれまで蓄積されたFAQなどが簡単に検索できるようになっています。
・毎週開催されるWebinar LWのCEOであるパノス氏自ら40分ほどのwebinarでガイドしてくれます。LWでなにをどのように展開できるのかなどの情報が満載のようです。

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セキュリティは重要な要素ですよね。LWも抜かりは無いようです。 ・パフォーマンス
・24時間の監視体制
・SSLの無料発行
・GDPR対応
・高いスケーラビリティ
・LearnWorlds API
・SSO: Single Sign On
・シームレスホスティング

5 番外編:個人的に感激したツールのご紹介

最後に実際にLWを利用していて感激したツールをご紹介します。
誰でもどこでもネットを閲覧できる時代、5Gが導入されればその環境はさらに便利に高速になりますね。
ただ、みなさんの資産である知識やノウハウを簡単に模倣されたり、転売されたりするのは嫌なものですよね。これを完全に止める技術はまだ世の中にないようですが、これを牽制する機能がLWには備わっているんです。
それがウォーターマーク機能です。そちらをちょっとご紹介しますね

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これはLWに登録してコースやLP制作するための内部です。
Copyright protectionといった機能があり、ビデオプレーヤー上に
・スクールロゴ
・スクール名称
・受講者のemail
・ユーザーに紐づいたユニークID
をどの場所に表示するか?設定するページです。
また一番したにあるチェックボックスですが、表示位置をランダムに変えることまで設定できるのです!これには感激しました。
つい最近Googleも発表しましたが、表記されているこういったウォーターマークをAIが排除する技術が世の中にあるのですが、ランダム表記することでこういった悪意のあるユーザーを牽制できるのです。LWがどれだけ利用者をサポートしたいかという気持ちが伝わってきますね。

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こういったように表記されます!
また、ビデオプレーヤー以外にも受講者のひとびとに資料としてPDFを配布できる機能が備わっていますが、このPDFにもウォーターマークを設定できるんです!
詳細は会員登録して実際にやってみてくださいね。
今後はLWの中身もご紹介してゆく予定です!
e4all
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